税理士(科目合格者含む)求人がワンサカ

2016年・平成28年度(第66回)税理士試験
公告平成28年4月4日
願書受付期間 平成28年5月10日〜 平成28年5月20日
試験日 平成28年8月9日から平成28年8月11日
試験科目簿記論、財務諸表論、消費税法、酒税法、法人税法、相続税法、所得税法、固定資産税、国税徴収法、住民税、事業税
合格発表日平成28年12月16日
受験地/試験会場

札幌市仙台市川越市草加市東京都金沢市名古屋市大阪府広島市高松市福岡市熊本市那覇市

受験に便利な宿を今すぐ予約

その他もろもろこちらをご覧ください

Sponsored Link
◆選択必須科目の法人税法,所得税法どちらを選択するか

選択必須科目である法人税法所得税法のどちらかは必ず合格しなければなりません。

この2科目を選択するにあたり、どちらを選択したほうがいいのか迷うところでもあります。

どちらとも選んでもいいことになっていますが、この2科目は税理士試験の科目の中でもボリュームは多い方であり、 両科目選択することは実務の面ではいいとしても、資格取得の面から言うと無謀ということもあります。

やはりどちらか一方を選択したほうが無難でしょう。


実際はどちらを選択する方が多いのでしょうか。


◆法人税法を選択する人の方が多い

下記のとおり、毎回倍以上が法人税法を選択しています。

合格者数も法人税法の方が倍多い結果が出ております。


  所得税法 法人税法
 受験者数合格者数合格率 受験者数 合格者数 合格率
第64回 2,123 280 13.2% 6,635 823 12.4%
第63回 2,374 351 14.8% 6,972 863 12.4%
第62回 2,492 307 12.3% 7,000 881 12.6%
第61回 2,501 336 13.4% 7,334 919 12.5%
第60回 2,745 393 14.3% 7,668 966 12.6%
第59回 3,007 402 13.4% 7,746 934 12.1%
第58回2,97237912.8% 7,643 841 11.0%
第57回3,15340112.7% 8,147 1,004 12.3%
第56回3,246 399 12.3% 8,510 1,059 12.4%
第55回3,192 412 12.9% 8,874 1,089 12.3%
第54回3,319 466 14.0% 9,150 1,018 11.1%
第53回3,221 391 12.1% 8,668 992 11.4%
第52回3,217 422 13.1% 8,427 894 10.6%

税理士試験受験生の間では、圧倒的に法人税法選択が多いようです。


◆合格率は所得税法の方が高い

上記の表のように所得税法の方が高い合格率となっており、
その差は約2%ほどですが、合格のしやすさは所得税法となっています。


◆会計事務所や税理士法人への就職には法人税法の方が有利?

会計事務所や税理士法人への就職には法人税法取得者優遇や、
採用の条件として法人税法必須となっているケースも多く、
法人税法取得者対象のセミナーなども開かれているようです。


◆所得税法は身近でとっつきやすい?

一般の人にとって、確定申告や年末調整などで所得税は法人税より身近かもしれません。

その分、とっかかりやすい可能性があります。


◆将来、どういう税理士になりたいかで選択する

将来、主に法人を相手にしたいなら法人税法は必須でしょうし、
個人を相手にしたいなら所得税法は必須でしょう。


法人税必須の場合も多いですが、会計事務所の中には、個人向けに資産税専門の会計事務所も存在しますし、 そのような事務所では、所得税法が大きなウェートを占めている場合もあります。

要は、長い目で見てどのような税理士になりたいかで科目を選択するという方法が一番現実的なのかもしれません。


ちなみに、法人税も元は所得税から派生し、どちらもわが国において大きな税収割合を占めている重要項目となっています。

Sponsored Link
全国の税理士試験予備校をまとめて資料を請求できて、比較検討できます!

税理士を目指せる予備校を一括で表示する


サイトマップ

当サイトお勧めNO.1講座はこちら!

受験に便利な宿を今すぐ予約