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◆税理士試験日程・時間
この試験の場合、試験日程と科目の選択の関連性を戦略の一つとして考慮する必要がある試験のようです。
なぜならば、他の資格の場合、皆一斉に同じ条件の日程をこなしていきますが、
税理士試験の場合そうとは言い切れません。
まず、試験日程は次のとおりです。
科 目 | 着席時刻 | 時 間 | |
---|---|---|---|
1日目 | 簿記論 | 8:45 | 9:00〜11:00 |
財務諸表論 | 12:15 | 12:30〜14:30 | |
消費税法・酒税法 | 15:15 | 15:30〜17:30 | |
2日目 | 法人税法 | 8:45 | 9:00〜11:00 |
相続税法 | 11:45 | 12:00〜14:00 | |
所得税法 | 14:45 | 15:00〜17:00 | |
3日目 | 固定資産税 | 8:45 | 9:00〜11:00 |
国税徴収法 | 11:45 | 12:00〜14:00 | |
住民税・事業税 | 14:45 | 15:00〜17:00 |
ある年に簿記論、財務諸表論、消費税法又は酒税法を受験するとすると、
一日目に一気に受験することになります。
遅かれ早かれどれか受験することになるので、別にいい感じがしますが、
簿記論、財務諸表論を受験した後に消費税法又は酒税法を受験する人もいれば、
人によっては、消費税法だけ受ける人もいるでしょう。
そういった場合、前者と後者の体力精神力に差異が生じ、
同じ条件での受験とは到底言えないでしょう。
また、固定資産税と住民税を受験しようとする場合、
固定資産税は、三日目の9:00〜11:00
住民税は15:00〜17:00になり、待機時間が4時間あったりします。
さらに、二日目は法人税法、相続税法、所得税法とかなりのボリューム感で、
同じ年に二日目受験の科目を受験する場合の疲労度はかなりのものになると予想されます。
おそらくほとんどの場合、何年かに分けて受験することになると思うので、
同じ年に複数個受験する場合、このような日程・時間のような、受験条件の差が結果に影響しないような、
受験の組み合わせも戦略のひとつなのかもしれません。