所得税法か法人税法を選択し、合格しなければならない選択必修科目。
（どちらかを選択してもどちらを選択しても可。法人税法選択の方が多い。合格率は所得税法の方が高い。）

法人税法、相続税法と合わせて国税三法の一つで、実務においても重要な税法の一つ。
（消費税法を含めて国税四法ともいう。）

かなりのボリュームがあり、税理士試験科目の中でももっとも時間がかかる科目でもあります。

１年間の主に個人の所得に課税する税金で、収入から必要経費を引いた所得から保険料等の所得控除を控除した課税所得に対して税額を求めます。

理論問題と計算問題が出題されます。

当該科目に係る法令に関する事項のほか、租税特別措置法、国税通則法など当該科目に関連する他の法令に定める関係事項を含む

例年第一問、第二問の大問が２つ出題されます。

三日間ある試験期間の二日目にあり、試験時間は２時間です。

	受験者数	合格者数	合格率
第64回	2,123	280	13.2%
第63回	2,374	351	14.8%
第62回	2,492	307	12.3%
第61回	2,501	336	13.4%
第60回	2,745	393	14.3%
第59回	3,007	402	13.4%
第58回	2,972	379	12.8%
第57回	3,153	401	12.7%
第56回	3,246	399	12.3%
第55回	3,192	412	12.9%
第54回	3,319	466	14.0%
第53回	3,221	391	12.1%
第52回	3,217	422	13.1%

所得金額の計算
課税標準
所得控除
税額計算
申告、納付
など

●所得税法に関する参考書籍