税理士(科目合格者含む)求人がワンサカ

2016年・平成28年度(第66回)税理士試験
公告平成28年4月4日
願書受付期間 平成28年5月10日〜 平成28年5月20日
試験日 平成28年8月9日から平成28年8月11日
試験科目簿記論、財務諸表論、消費税法、酒税法、法人税法、相続税法、所得税法、固定資産税、国税徴収法、住民税、事業税
合格発表日平成28年12月16日
受験地/試験会場

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◆税理士試験に独学合格は可能?

当サイトで実施しているアンケートにおいて、お答えいただいた「利用している専門学校」は、
圧倒的に大原TACです。

利用している専門学校はなんですか?アンケート

この2校は税理士試験において高い実績を上げている資格学校です。


このアンケートを見ると、税理士試験を受験するにあたり、なんらかの専門学校・資格学校の講座を
受講されていることがわかり、税理士試験を突破する=専門学校で講座を受講するといった印象があります。


ですが、独学も2桁いらっしゃいます。


独学で税理士試験を突破するのは可能なのでしょうか。


◆初学者の独学は危険?

もちろん不可能ではないでしょうが、税理士試験という難関試験かつ五科目合格まで長期間に渡る試験に
おいて、独学はよっぽどやる気があるか、地頭がいいか、前に受験する科目の講座を受講したことがあるか
ではないと、到底太刀打ちできない、または時間を無駄に浪費してしまう可能性が高いです。


税理士試験において、まず簿記論、または財務諸表論をセットにして受験される方が多いでしょう。

日商簿記2級や1級を独学で合格された方ならこの2科目に限っては独学で合格するのもそんなに難しいことではないかもしれません。


ですが、税理士試験は相対試験であり、○○点取れば合格できるという絶対評価試験ではないので、
上位に入らないことには合格できません。
(一応満点の60%で合格という合格点基準があるが、調整があってるようで毎年ボーダーが違う)

ということは周りの受験生との競争であり、競争であるからには受験生のレベルを知らないとダメでしょう。

どこが絶対取らないといけない問題で、どこが捨て問なのか見抜かないといけません。

独学で勉強していると、そういったところが見えないことが多いでしょう。


税理士試験ほど問題の難易度が高い試験ではないなら、相対試験であっても 大丈夫かもしれませんが、
税理士試験の科目一つ一つが高難易度かつボリュームが多いです。

どこを重点的に勉強し、どこに深入りしたらダメなのかという情報戦にも勝利するには独学ではきついものがあります。

それが税法科目になると尚更です。

税法科目は、簿記論のように日商簿記のような”前哨戦”的な試験がないため、
独学はいたずらに合格を遠ざける可能性があります。

しかも法改正に対応できない部分がありますし、このことからも特に初学者にとっては独学に限界があるでしょう。


◆市販のテキストが少ない

本屋に行くと日商簿記のテキストや問題集などはいろんな会社からたくさん出されていて独学で十分対応できる環境が整っています。

ですが、税理士試験となると一部の大手資格学校のテキストしかなく、それを読みこなすだけでも大変です。
大手資格学校のテキストは授業を前提としたつくりですので、解説をみただけでは理解出来ないところも多いでしょう。

簿記論などならまだいいですが、マイナーな税法科目ですともっと少なくなり独学は困難です。


しかも、意外と市販のテキストなどは高額で費用もバカになりません。
さらに、大手資格学校の市販のテキストはあまり内容的な質が高くないとの評判もあります。
(おそらく講座を取らせるため?)

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◆疑問点が解決しにくい

税理士試験にある科目一つ一つが難関ですので、勉強しているうちにたくさんの疑問がでてくるでしょう。

学校の講師に聞いたら一発で解決できることでも、独学で解決しようにも解決できないことも多く、
もしかしたら今悩んでるところは深入りしないほうがいいところに無駄な時間をかけている可能性もあります。

資格学校ですと、質問体制が整っていますし、「その論点は必ずできないとダメ」「そこに深入りしすぎてはダメ」などアドバイスしてくれますので、 時間的にも大幅に短縮できるでしょう。

質問などのサポート体制が充実している税理士資格学校


◆税理士試験の場合、素直に専門学校へ

よくネット上や合格体験記に
「独学で税理士試験に合格した」
「難しいのは百も承知ですが、不可能ではない」などと
センセーショナルに書いてあるところをちらほら散見しますが、
そのような言葉に乗ってしまうのはこの試験ではちょっと危険だと思います。


この試験で合格するには次の要素が重要だと思います。

  • 簡単なところ、みんなが取れるところを確実に取る(ここを取らないと確実に落ちる)
  • 差がつくところ、時間をかけて解けるところを取る(ここを取るか取らないかが合否の分かれ目)
  • 誰もできないところ、そもそも解く必要がないところを捨てる(ここの見極めも合否の分かれ目)
  • 上記を可能にする時間配分

税理士試験は時間内に解けないようなボリュームが出題されるので有名です。

つまり、出題される問題すべてを解こうとしたら落ちる試験です。


確実に取れる問題を取り、実力差が出るところを取れれば合格できるようになってる試験のようで、
合格基準が示してあっても、各専門学校が出すボーダーラインと乖離しており、
それはつまり皆が確実に取れる問題ほど配点が高く調整してあるということで、
試験時間内に、皆が取れる問題を解ける実力(解答能力、判断)を養成するのは、
独学ではちょっと難しいのではないかと思います。


  • 「解ける問題は確実に取る」
  • 「ここを取れれば差がつく」
  • 「ここは捨て問」
  • 「時間配分に気をつける」

これらはなにも税理士試験に限ったことではないですが、
特にこの試験ではこれらの要素が大きく、本試験中判断を誤れば致命的です。


また、「独学の方が費用がかからないから」との思いで独学で受験しようと思う方もいらっしゃるでしょうが、
結局は合格が長引き、年数が余計にかかった分、早く合格してたら得られたであろう機会損失を考えると、
素直に専門学校に行ってたほうが無難でしょう。

税理士講座・専門学校一覧


◆独学という選択肢

恐らく、ほとんどの人は専門学校に行った方がいいでしょう。

ですが、独学を全否定してるわけではないです。


リスクヘッジ、無難に、念のためということで税理士試験の場合専門学校に行った方がいいですが、 独学を選択肢に入れてもいいと思います。


働きながら受験する人もいるでしょう。

ゆっくり時間をかけてもいいという人もいるでしょう。


要は合格すればいいわけです。

自分に合ってるのはどっちなのか自分で見極めるのも必要なことでしょう。

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