税理士の方たちの年齢層はどの年代が多く、どの年代が少ないのでしょうか。
まず、税理士として登録してる人数ですが、税理士のリスク -増え続ける税理士-にもあるように、
2009年現在では7万人を突破しています。
それでは年齢層の内訳として、日本税理士会連合会調べによる第5回税理士実態調査報告書より抜粋した
資料によると次のようなデータがあります。
年 齢 層 | 割 合 |
---|---|
20歳代 | 1.1% |
30歳代 | 10.4% |
40歳代 | 15.6% |
50歳代 | 19.3% |
60歳代 | 18.4% |
70歳代 | 29.1% |
80歳代 | 5.4% |
これを見ると、20代がかなり少なく1.1%しかいません。
登録者数が約7万人と言うことで、単純計算で、770人しかいません。
(このアンケートは25,000人弱が回答、登録者は70,000人以上)
30代も1割しかおらず、7000人強です。
若い層の税理士が極端に少ないと言うことで、若さを武器とした活躍ができる可能性があるということも
いえるでしょう。
逆に60代以上は50%を超えており、なんと70代の方は3割弱もいらっしゃいます。
単純計算で、60代以上の税理士が35,000人もおり、
70代の税理士だけでも20,000人以上もいらっしゃいます。
これを見ると、税理士業界はかなり高齢な業界であることがわかり、
飽和状態と言われている税理士業界において、あと20年も経てばこの構図は様変わりしてるかもしれません。
ですが、これは公務員OBが退官した後、税理士として登録する方も多いからということも想像できます。
この年齢層を見ると定年を超えた60代が半数以上いるということで、一生ものの資格であると言えるでしょう。
ですので、時間がかかって取得しても十分取り戻すことができる可能性を十分秘めた資格であるといっても
過言ではありません。